ノーコード・ローコードとは

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青森県DX総合窓口では、デジタル化・DXに関する様々な相談を受け付けていますが、ノーコード・ローコードツールに関する相談をいただくこともあります。

ノーコードとは、全くプログラミングを必要とせずに、直感的な操作でシステムやアプリを作れるツールのことです。一方、ローコードは、少しのプログラミングが必要ですが、従来の開発に比べて圧倒的に簡単にシステムを作れる手法です。

従来のシステム開発では専門的な知識が必要でしたが、プログラミングの知識がなくても業務アプリやシステムを作成できる技術を指します。

具体的には、決まったフォーマットからマウスのドラッグ&ドロップで選択を繰り返すことで、Webサイトを作成したり、データ入力や集計のためのアプリケーションを作成することが可能です。アプリケーションとしては、問い合わせフォームの作成、在庫管理システムの構築、簡単な顧客管理ツールの作成など、業種や仕事内容に応じて設計ができます。

ノーコード・ローコードのメリットとデメリット

メリット

① 業務の効率化

手作業で行っていた業務をデジタル化することで、入力ミスの削減や業務スピードの向上が可能になります。

② 開発コストの削減

従来のシステム開発では、開発会社に依頼すると開発だけでなく保守や管理も含めて数百万~数千万円のコストがかかることが一般的でした。しかし、ノーコード・ローコードなら、自社で簡単なシステムを構築できるため、コストを抑えながらDXを推進できます。

③ 導入のスピードアップ

プログラミング不要のため、短期間でシステムを導入可能です。例えば、ノーコードツールを活用すれば、1週間以内に勤怠管理システムを作成できるケースもあります。

デメリット

① 適切なツールの選定が必要

「使いやすさ」や「連携機能の有無」を考慮せずにツールを選んでしまうと、導入後に「思ったように業務が改善されない」「他のシステムと連携できない」といった問題が発生します。

②カスタマイズの限界

ノーコード・ローコードは手軽に導入できる一方で、高度なカスタマイズが難しいというデメリットもあります。特に、特殊な業務プロセスを持つ企業では、必要な機能が不足する可能性があるため、事前に要件を明確にすることが重要です。

③ セキュリティリスク

クラウドベースのツールを使用する場合、データの管理やアクセス制御が課題になります。例えば、誤って社外にデータを共有してしまったり、アクセス権限を適切に設定していないために、関係のない従業員が重要な情報を閲覧できてしまうことがあります。

また、クラウド上に保存されるデータは、サーバー攻撃や情報漏洩のリスクも伴います。そのため、以下のような対策を講じることが重要です。

  • アクセス権限を細かく設定する(管理者、一般ユーザーなどの権限を適切に分ける)
  • データのバックアップを定期的に取る(誤って削除した場合やシステムトラブルに備える)
  • 強固なパスワードや二段階認証を設定する(不正アクセスを防ぐため)

特に初心者の方は、初期設定のまま運用しがちですが、セキュリティ設定を適切に行うことが、安全にノーコード・ローコードを活用するためのポイントです。ノーコード・ローコードツールを問わず、クラウドベースのものを使用する場合、セキュリティポリシーをしっかりと確認し、適切な設定を行うことが必要です。

代表的なツール紹介

今回は、代表的なツールを紹介します。
代表的なツールは活用事例が豊富にあるので、自分たちの望むシステムが構築できるかどうかを知りたい方はぜひ調べてみてください。
もちろん青森県DX総合窓口へご相談いただいてもOKです。

kintone

  • 業務のシステム化や効率化を実現するアプリ構築に特化したノーコードツール
  • ドラッグ&ドロップで簡単な操作で作成可能
  • テンプレート(ひな型)が豊富

参考:kintone 導入事例(kintone公式)
kintone

②Power Apps

  • WordやExcelを提供するMicrosoft社が提供するローコード開発ツール
  • ExcelやTeamsのデータを用いることができるなどMicrosoftのツールと連携が可能

動画で理解を深めたい方はこちら!
「3分半で分かる Power Apps 」(Microsoft365 Japan公式)
Power Apps

AppSheet

  • Googleが提供するノーコードアプリ開発ツール
  • 開発とテスト、個人での利用は無料であるため、まずは触ってみたいという人におすすめ
  • Google の提供するグループウェアGoogle Workspaceとの連携が可能。一方で、その他の環境とのとの連携は制限される

※YouTubeで「AppSheet」と検索すると、解説動画や具体的なサービス開発までの様子が確認できます。
AppSheet

まとめ

青森県DX総合窓口では、ノーコード・ローコードツールについてのご相談も受け付けていますので、ご遠慮なくお問い合わせください。